梅雨を待つ頃

 桜前線
 梅雨前線
 前線を行くものすべて
 死すべし

あなたが死んだら私は
私が死んだらあなたは
愛してると君がいうので
愛してると僕はいえない
さよならとみんないうので
こんちはといってやる
すべては昨日の(今日の?)夢のせい


雨は逆様に降らないものか
君と暮らしたい
君と別れたい
君の心変りを私かに望む僕の卑怯と
君の心変りを確かに憎む僕の感情が
輪になる線の雨になる
(雨の合間に空晴れて)
君の心変りを告げる
内容証明付の手紙が宙を舞い
夜中に爪は1ミリ伸びる
夜明に僕は闇雲に
雨の糸を縫っている


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