<リウマチ>

原因は今のところ解明されていない。何らかの免疫異常により、慢性多関節炎を起こす。
リウマチになりやすい遺伝的な素因があり、それにウイルスなどの感染が引き金になっている可能性も考えられている。主に体質、感染、免疫異常などが考えられている。

リウマチ患者や家族はリウマチの症状や治療法などを良く知っておくにこしたことはない。
治療の目標は、(1)関節の痛みを抑える(2)リウマチ活動性や関節の炎症を抑える(3)関節の変形を予防し、動かせる範囲を保つ(4)破壊された関節の働きを再建するなどである。


◎慢性関節リウマチ患者さんのタイプ
多周期増悪型 → よくなったり悪くなったりを何年にもわたって繰り返しながら、少しずつ関節症状が悪化する
多周期寛解型 → よくなったり悪くなったりを繰り返しながら徐々に寛解(かんかい;症状が完全におさまる)していく
単周期型 → 2年前後で症状が全く消えてしまい、ほとんど治ったような状態になる
また、約10%の患者さんには急速に症状が悪化し、数年で車イスや寝たきりになってしまう進行型もある。


治療法(基礎療法、薬物療法、リハビリテーション、外科療法など)
基礎療法 → 睡眠やストレス解消など心身の安静、適度な運動を含めた日常生活動作。食事は偏食をせず、万遍なく栄養を摂ること等。
薬物療法 → はれや痛みを取り除く薬、異常に高くなった免疫の働きを抑え正常にするための薬を使用する。
リハビリ → 主に物理療法や運動療法がある。温水・水・温熱などを利用して痛みをやわらげたり、関節の動きを良くする。(筋肉強化訓練、起立・歩行訓練、作業療法、リウマチ体操などがある。)
外科療法 → 関節の痛みや変形を修復することにより患者自身のQOLを高める。関節の変形を防ぐ方法として各種装具もある。

天候・寒冷・湿気・過労(疲労)・風邪などの感染症・精神的ストレスが続く等々・・・。
リウマチの痛みは本人にしか分からず、変わってあげることができないのだから、症状を悪化させないような工夫と努力を家族や周りの方々に望む。

00/07/27